結論から言えば、デジタネの解約自体は可能ですが、どのプランでも返金対応は一切ありません。
途中で辞めても返金はありませんし手続きのタイミングを間違えると最悪もう1年分の費用を余計に支払うことにもなりかねません。
そこで、この記事では解約・退会の具体的な注意点や休会についてご説明します。
デジタネを解約する前に確認すべき2つの注意点
①契約プランによって解約条件が違う
デジタネでは「月額プラン」「年間一括払い」「年間分割払い」の3つの契約形態があります。
この契約プランの違いによって解約時の制約や費用負担が大きく異なるため、必ず確認しておく必要があります。
特に注意すべきなのが年間分割払いの契約です。
これは月額のように自由に解約できるものではなく、契約期間満了までの支払い義務が発生する仕組みです。
また、年間一括払いの場合は、すでに支払いが完了しているため、途中で辞めても返金はされません。
まずは保護者ページで自分がどの契約プランを選択しているかを確認しましょう。
選んだプラン次第で「損の大きさ」が変わることを念頭に置いておくことが大切です。
②年間分割プランの途中解約はできなくなった
デジタネでは、以前まで年間分割プランの途中解約が可能でしたが、2025年9月29日以降の申込分から、途中解約自体が廃止されました。
これはつまり、年間分割プランを契約した場合、どんな理由があっても途中解約できず、契約期間が満了するまで支払いが続くということです。
この変更によって、「途中で使わなくなるかも…」と少しでも感じている方には、年間プランはハイリスクになっています。
損を避けたいなら、まずは月額プランでスタートし、継続できそうなら年間プランに切り替えるのが賢い選択です。
デジタネには休会したい場合の対処法
休会制度はありません
デジタネでは、「休会」という制度は公式には存在していません。
つまり、「一定期間だけお休みして、その後再開する」といった一時停止オプションは用意されていないというのが基本スタンスです。
そのため、利用を一時的に止めたい場合でも、原則として一度「退会」→「再申込み」の手続きを行う必要があります。
解約後の再申し込みでもアカウントは引き継げる
以前と同じメールアドレスとパスワードで再申込みをすれば、アカウント情報は引き継がれます。
つまり完全に新規として扱われるわけではなく学習履歴などのデータは基本的に維持される仕様です。
再開時には有料プランへの申し込みが必要となり、過去のキャンペーン価格や特典が適用されない可能性もあるため、その点はあらかじめ理解しておきましょう。
休会がない中で、損をしない判断をするには?
「やめたくはないけど、ちょっと続けるのが難しい」
そんなとき、以下のような判断基準を持っておくと損を避けやすくなります。
いずれ再開する可能性が高い → 月額プランにして最低限だけ続ける
使わない期間が長くなりそう → 一度退会し、再開時に再申込みする
完全な「休会」はできないとはいえ、同じアカウントでの再開が可能なのは安心材料の一つです。
できるだけ損を避けながら最適な判断をしていきましょう。
プラン変更についてはこちらの「デジタネの料金を最も安くする支払い方法!」の記事をご確認ください。
デジタネの解約手順とタイミングのベストな選び方
実際の解約手順【保護者マイページからの操作】
デジタネの解約手続きは、すべて保護者マイページからオンラインで完結できます。
電話やメールでの受付は行っていないため、自分で正しい手順を踏むことが必要です。
以下に、基本的な解約ステップをまとめます。
✅ 解約手順の流れ
デジタネ公式サイトにアクセス
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「保護者ログイン」ページからログイン
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
メニュー内の「お客様情報の確認・変更」を選択
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
メニュー内の「お支払い方法の確認・変更」を選択
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
現在の契約内容を確認し、「解約手続き」を選択
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
案内に従って解約処理を完了する
解約完了後は、確認メールが届くかを必ずチェックしてください。
手続きが正常に完了していない場合、翌月以降も自動課金される可能性があります。
解約のタイミングを見極めるポイント
デジタネの契約は「前払い制」で、契約日を起算日として、月額プランなら1ヶ月ごと、年間プランなら1年ごとの契約となっています。
そのため、「この日に解約しないと損!」というようなタイミングのシビアさはありません。
どのプランであっても、次の更新日前日までに手続きすればOK。
10月23日に契約 → 契約期間は10月23日〜11月22日
解約しても11月22日までは利用できる
11月22日までに手続きをすれば、11月23日からの請求は発生しない
契約日から1年間が契約期間となり、その満了前日までに手続きすれば更新を防げる
年間分割プランは途中解約ができないため、あらかじめ継続前提で考える必要あり
つまり「次の契約が始まる前日までにやめれば、いつやめても損はしない!」ということになります。
だから、複雑に考えず、契約開始日を基準に覚えておくのが一番ラクです。
デジタネを解約する人のよくある失敗や誤解とその対策
「解約したのに課金された」実は解約が完了していなかったパターン
「手続きしたつもりだったのに、翌月も課金された…」というケースは、意外と多く発生しています。
これは保護者マイページでの解約操作が最後まで完了していなかったことが原因であることがほとんどです。
解約処理が完了すると、登録メールアドレスに「解約完了メール」が届く仕様になっています。
このメールが届いていない場合は、解約操作が完了していない可能性が高いため、必ず確認しましょう。
日割りで返金されると思っていた
もう一つよくある誤解が、「月の途中で辞めたら日割りで返金されると思っていた」というものです。
デジタネでは、どのプランであっても日割りでの返金は行われていません。
そのため、たとえ数日しか使わなかったとしても、一度支払った受講料は返金されないという前提で行動する必要があります。
年間分割プランなら途中で辞められると思ってた
以前は年間分割プランでも契約解除料を支払えば途中解約が可能でしたが、2025年9月29日以降の申込みからこの制度は完全に廃止されました。
つまり、今このプランを申し込むと、途中で辞めたくなっても残期間分の支払い義務が継続します。
この変更は多くの人がまだ知らない可能性があるため、年間プランを検討している人は特に要注意です。
これらの失敗を未然に防ぐことで、「思ってたのと違った…」というトラブルを避け、スムーズにデジタネを解約・見直しすることができます。
デジタネを解約しようか迷っている人へ
解約する前にチェックしたい代替手段(プラン変更・ペース調整)
「最近あまり使っていない」「子どもが飽きてきた」などの理由で退会を検討する人も多いと思いますが、すぐに退会する前に、一度プランや学習スタイルを見直すのも一つの選択肢です。
- 月額プランへ変更して最低限の継続に切り替える
- 無理なく取り組めるように学習時間や頻度を調整する
- 一時的に親子で目標を決め直し、モチベーションをリセット
など、「完全に辞める」以外にも柔軟な対応ができるケースは多くあります。
再契約した場合の注意点
一度退会した後に、「また使いたくなった」と再契約する人もいます。
この場合、デジタネでは同じメールアドレスとパスワードで再申込をすれば、基本的にアカウント情報は引き継がれます。
- 無料体験は再利用できない(1人1回限り)
- 過去のキャンペーンや特典は適用されない
- 一部の設定はリセットされる場合もある
といった注意点があるため、「辞めたけどやっぱり再開したい」という方は、あらかじめこれらを把握しておくと安心です。
解約時のトラブル防止のためにすべきこと
どうしても解約したい!という場合は、次回更新日をしっかり確認したうえで余裕を持って解約手続きを行いましょう。
- 解約完了メールが届いたか確認(未完了トラブル防止)
- 今までの学習内容をメモ・記録しておく(再開時の参考に)
- 必要があれば、子どもにもしっかり理由を説明して納得してもらう
中途半端に辞めてしまうと、本人のやる気や自己肯定感にも影響することがあるため、「なぜやめるのか」「どんな別の選択肢があるのか」を一緒に考える時間も大切ですよ。
デジタネを解約する前に必ず確認したいポイント
- デジタネは前払い制。契約日はユーザーごとに異なる
- 月額プランは、次回課金日の前日までに解約すればOK
- 解約しても、支払い済みの期間中は引き続き利用できる(早めの解約で損することはない)
- 年間一括・年間分割プランは途中解約不可(2025年9月29日以降申込分)
- 年払いは解約しても返金されない。契約更新日前までに手続きが必要
- 解約は保護者マイページからの操作のみ。メールや電話では不可
- 解約完了メールが届いているかを必ず確認する
解約のタイミングやルールを正しく理解しておけば、損をせずにスムーズに手続きできます。
とくに年間プランの方は注意点が多いので、焦らず冷静に判断してから進めるようにしましょう。
この記事が、あなたやご家族にとって納得のいく選択をする手助けになれば幸いです。
